【小陰唇・大陰唇縮小・副皮切除】
とてもよくご相談をいただき婦人科形成手術の中でで一番多いのが、小陰唇肥大に対する縮小術です。
小陰唇の肥大、左右の大きさの違いを気にされる方がおられます。
小陰唇は通常、脚を軽く閉じた状態で少し見えるくらいが正常です。
また、副皮(ふくひ)とは、小陰唇と大陰唇の間にあるヒダ状の皮膚のことを指します。
はみだす部分が多かったり、形がいびつであったりする場合は、肥大している余分な組織を取り除き、きれいに縫い縮めることにより形を整えることができます。
一人で抱え込んで悩み続けるより、一度カウンセリングを受けてみるだけでも不安の解決への糸口となるものです。少しの勇気を出してご相談ください。
【手術方法】
切除して形を整え縫合するだけですが、陰部はもともと血流がよく傷の治りもよい場所で、手術跡も目立ちません。
【手術時間・麻酔】
一般には局所麻酔下で行い手術時間は60分前後です。
【合併症・副作用】
腫脹、感染、術後出血、左右差などがあります。
【クリトリス包茎】
クリトリスの外側に、包皮と呼ばれる皮膚が余分に覆い被さっている状態のことをいいます。
覆い被さっている包皮の量には個人差がありますがクリトリスは露出していない状態が正常ですが、あまりにも余剰の皮膚がある場合は治療を希望されるケースがあります。
治療法は、余分な皮膚を切除し縫合しますが、とりすぎないようにする必要があります。
溶ける糸を用いますので通院の必要はありません。
【手術時間・麻酔】
一般には局所麻酔下で行い手術時間は30分前後です。
【合併症・副作用】
腫脹、感染、術後出血、違和感。
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